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駆け出し革屋は常識を知らない

滋賀の片田舎で革細工。実験、作成、時には遊び。

染めてみて、結局正解ってないよねと思う

 MATCH Leather Works でございます。

 滋賀県北部、死ぬほど寒いです。本気の北国にお住まいの方には鼻で笑われるとは思いますが、今日は本当に寒くて布団から出られませんでした。

 普段ならサクッと起きてお弁当と朝食の用意してすぐに作業場にこもるんですが、今日は少しだけ暖かい布団に逆戻りしてしまいました。雪も降りそうだし、ホント勘弁して欲しいですね。

愛煙家なのに…

 私は愛煙家であります。最近猛烈に肩身が狭いですが、マナーだけはキッチリ守るよう心掛けてますのでご安心を。アメリカンスピリッツ・ライトが大好きで、もう何年もコレしか吸ってません。そんな私ですが、作品群に喫煙具関係のモノが一つもない事にビックリ。

 じゃあ何か作りましょう!

 という事で、今回はライターケースを作ります。一つの製作にそれほど手間はかかりません。という事は多めのカラー展開が出来るという事です。

 はい、いっぱい染めてやりましょう!

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 とりあえず8色用意してみました。1/12にイベント出店しますんで、好評なら増産したいと思います。

 で、染めについて。

 よく説明書きやマニュアルみたいなので「刷毛・タンポで塗る」「水で少し薄めてから塗るとムラになりにくい」とか見ます。自分は誰かに師事した事がある訳ではないので、色々調べて実験してみるのですよ。で、一番自分がやりやすくて良い結果が残せた方法を採用しています。

 染めに関してもそうです。革を水で湿らせる→少し水で薄めた染料を刷毛で塗る→場合によっては二度塗りという手順でした。でも、どうしてもムラが凄い。正直汚らしい。どうしろってのさ、と。

 刷毛を使って思ったのは、かすれたり筆が割れたりしてそこがムラになるって事。染料の含み方が最初と最後で変わってくるのも問題。高級な筆とか予算的に使えませんし、それを色数分集めるなんて到底出来ません。試しに染料液に革を漬け込んだ事があります。コレはムラなくキレイに染まります。そのかわりバッチリ床革も染まります。所謂芯通しの状態です。こうなると床革の処理に悩みました。だって、名刺入れとかに使って名刺がバッチリ色付いてたらガッカリ極まりないですからね。色止めにも限界があるし、わざわざそんな面倒な事もしたくない。

 じゃあどうするよ。

 漬け込むみたいに安定した量の染料が革に浸透してればOKという訳です。じゃあアレしかないですよね。

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 スポンジです。多分使っておられる方は多いんだと思います。人様の仕事はよくわかりませんが。使いやすい大きさに切り分けて、使い終わったらポイ。ラクです。自分にとっては、「スポンジ染色」がラクで成功率も高い方法だった訳です。人によって違うとは思いますし「そんな染め方しやがって」とお怒りの方もおられるでしょう。かまいません。私にとってはこのやり方が正解なんです。

 ちなみに「水でちょっと薄める」もやめました。原液そのまま革に放り込んだ方がムラがありません。あくまで私は。

 結局「自分がやりやすいようにやりなさいよ」ですよね。みんな横並びじゃ面白くないですから。

 そんな訳で乾燥したら色止めだとかなんかして、一気に切ったり磨いたり穴開けたりしていきます。

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 はい、出来た。ここから形になるよう貼り付けて黙々と縫い上げます。もう黙々です。ラジオ代わりに流してるabema TVで舞台版刀剣乱舞をやってましたが無視です。暗転中にサイリウム振るな、とは思いましたが。

ライターケース、出来た!

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 完成です。コバも磨いて軽くロウ入れたりもしました。ズラッと並ぶとなんだか気分がいいですね。自分用に一つ、柿渋Ver.を作ってみようと乾燥させてます。

 100円ライターケース、実は革いじり始めてすぐに作ったんですよね。ちょっと見てみたら、まぁステッチが凄い事に…そう思うと多少は上達したんでしょうね。まだ底辺も底辺なんで死ぬ程がんばりますが。

 このライターケース、出店時にも持っていきますがネットショップの方にも近々アップします。気になる方は今度覗いてみて下さいね。

 さぁ、来週は滋賀県野洲市のマイアミ浜にて開催の満月マルシェに出店です。冬だから寒いですが、厚着でGoであります!その次は彦根市で開催の恋するマルシェ。こっちは屋内なので雨でも雪でも大丈夫!

 どっちにしても晴れろ!皆様に会える事を本当に楽しみにしております。

 

 お付き合い、ありがとうございました。