MATCH Leather Works の All That's BANZAI !

べんがら革屋の色々

小物、POPに乱筆乱文

 MATCH Leather Works でございます。

 暑い。もう書き飽きるくらい暑い。今年は相当暑くなるそうなので、皆さま本当に気を付けて下さいね。

 で、明日は恋するマルシェ@多賀です。前回から開催場所が変わってますので、まず自分が迷子にならないように気を付けなければいけません。google map様のお世話になる事間違いなしです、ハイ。

小物を増やしたぞ!

 ハイ、そうです。小物を増やしました。レザーリングとコードクリップです。

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 リングはべんがら&2トーンステッチとピンク水蛇の2種類。サイズに関してはかなりアバウトな作り方をしてるので、実際に装着してチェックしてもらえるといいかと思います。
 コードクリップはレギュラーで作ってるコードホルダーの簡易版。多分色んな所で見かけるヤツです。1つでイヤホンとかスマホの充電ケーブルを。2つ使えば太めor長めのコードをまとめられますよ。
 是非この機会にべんがら革、あるいは革そのものに親しんでもらえれば嬉しいなぁ。

絵が描ける人は神

 ホントに思うんです。絵が描ける人って凄いなぁ、と。「こんなイラストをココに入れたいなぁ」とか思っても、絵心のない私が筆を執ると図らずも阿鼻叫喚の地獄絵図になってしまいます。
 イラストで直感的にイメージを伝える事が出来るのはホントに強い武器です。絵を描ける人を大事にしましょう!(本気)

 ちなみに嫁様は絵が描ける人なのでPOP作りを手伝ってもらう事があります。

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 プラカード風にPOPを描いてもらいました。うん、プリティです。ちなみに写真に載ってますが、7月中はHAKOシリーズのセールを行います。テコ入れとも言います。皆さまHAKOシリーズを見て「凄いね、立体的に見えるね、可愛いね」と言われますが手に取って頂けません。もうビックリするくらい。なので7月中のテコ入れでも人気がないようなら廃盤商品行きとなります。
 どうぞHAKOシリーズもよろしくお願い致します。

以下は長文かつ偉そうな事を書いてるので興味ない方はスルー推奨です。

他の人と違うもの

 他の人と違うモノって欲しいですか?私は欲しいです。デザイン被ったとかもう最悪です。友人との待ち合せで予期せずTシャツがペアルックになってしまったら、まず行く場所は洋服屋さんでしょう。

 最近は人と違うモノ、自分だけの一点物が欲しいという方が増えているように思います。例えハイブランドのものでも、出会う人みんなが同じもの持ってたら「違うのが欲しいな」と思うんじゃないでしょうか。人気がある(とされる)モノはすぐにSNSで拡散されて爆売れする時代なので、皆が持っていても不思議じゃありません。すぐ飽きられますけどね。

 手作り品、手仕事はそこにこそ需要があると思います。ラインに乗った大量生産品ではない、自分だけのもの。そりゃ嬉しいですよ。だって、技術のある職人さんが自分の為だけに時間を取って作ってくれた訳ですから。

 ただ、昨今のハンドメイドブーム(もう終わり始めているけど)ではその需要を満たせないような気がするのです。なんせ「ブーム」な訳ですから、本当に多くの方がハンドメイドをして各地で無数のマルシェが開催されます。どこかのお店で見た「可愛い」や「カッコいい」を(無意識に)フォローして作ってしまう事もあるかもしれません。実際自分もそういう事はありますし。ステレオタイプ的な「可愛い」「カッコいい」がいっぱいだとお客さんは満たされません。どこかのショッピングモールの大量生産品と変わりませんし、そのマーケットにも飽和状態が生まれます。そうなるとあとは価格競争です。

 消費者から見れば「安い」は正義です。デザインが似通っているならより安い方がいい。そりゃそうです。結果値段で勝負せざるを得なくなる。価格で勝負しようとすると、デザインや素材にこだわれなくなります。更に似たようなモノが増えます。価格競争が激化します。当然お客様の頭には「マルシェってそこそこのモノが安売りされてる所」と刷り込まれます。品質に対して安くなきゃ買わない。そうなるとどれだけ丹精込めて作った作品が売れても次につなげられなくなってしまいます。利益がないからです。材料買えない、御飯食べられない、だったら普通に働きます。そうなっちゃいます。死んじゃいますからね。まぁ趣味でやってる方の事は知りません。普段と同じ会社に行く生活に戻るだけです。本業の人からしたらたまったものではありませんが。で、ブームが終わります。お客様が飽きるので。そんな負のスパイラルは起こっていると思います。単なる安売りの手作り市には意味がないのです。

 そうなると、作家・職人側に求められるのは「独自性」や「個性」です。あとは「信頼」でしょうか。「この人から買うとこういうメリットがある」「他にないこんなモノを作ってくれる」を提供出来ないといけない訳で。でなきゃ大量生産品買えばいいんです。安いし質も一定だし手に入りやすい。多少高くても他にない、ここでしか買えない「他人と違うモノ」を提供出来るように頑張らなきゃいけない。

 それが自分にとってはべんがらを用いた革小物です。正直他で見た事ありません。同業の方からも「見た事ない」と言われます。革らしくないので無視される事も多々あります。「可愛い」でもないし経年変化至上主義の方に罵られた事もあります。しかし、地元の伝統・風習を風化させたくない気持ちと自分の技術が合体した気持ちのこもった作品達です。他の人と違うモノにピッタリではないでしょうか?

 あとは「信頼」なんですけど…これが一番難しい気がします。お店持ってたら信頼してくれるんですかね?雑誌で紹介?あるいはインスタの女王とかテレビで人気のあの人が使ってたらOKなんでしょうか。まぁ知名度・認知度と信頼はイコールではないのがややこしいですが。胡散臭い顔にならないようにだけ頑張ります。

 そしてこれは個人的に思う事。マルシェは安売りの場ではない、という事をお客様も主催者様も意識して欲しいという事。「その値段では売れないよ、もっと安くしないと」とか平気で言う主催者様もいらっしゃいます。正直ドン引きです。モノに対して適正な価格を。これ大事だと思います。バザーとマルシェ、手作り市は違うものです。安売り業者が集まってる訳じゃありません。心を込めて作品を作ってる人達が集まっています(ハズです)。

 どうか手仕事の地位が下がりませんように。「好きな事やってるんだから安くていいだろ」とかムチャクチャな事がまかり通りませんように。

 なんだか凄く長文になってしまいました。忘れて頂いて結構です。まぁ自分のブログなので多少の乱筆乱文暴言はお許し下さい。

 コイツの作品は信頼出来ると思って頂けるよう精進します。

 

 お付き合いありがとうございました。