MATCH Leather Works の All That's BANZAI !

長濱レザーのMATCH Leather Works

生存報告!

 MATCH Leather Worksでございます。

 またも更新が長引いてしまいましたが、ちゃんと頑張っています。

 そんな事よりも地震が起きました。皆様大丈夫でしたか?

 数年前までは大阪は茨木市に住んでいたので、今回の地震はとても他人事とは思えません。ニュースで出てくる地名や写真は見た事のあるものが多く、心を締め付けます。当時お世話になった人や好きだったお店は大丈夫だろうか。

 全ての方の無事を祈らずにいられません。今回は前震で、大きな本震が近々起こらないとは限りません。どうぞ皆様、今のうちに準備をしてください。

 こういった準備はムダになってもいいんです。ただの笑い話で済みますから。何よりも安全を重視して行動をしましょう。自分もそう心掛けていきます。

 さて、ここしばらくで色々ちゃんと活動しております。遠征が終わってからの週末は長浜市で開催されていた近世城下町ふるさとまつりに出店しておりました。ペストマスク被って武者行列にアピールしまくっていたので、いつ怒られるかとヒヤヒヤしたりしていましたが。怒られる事もなく、多くの方々に長濱レザーを知っていただけました。

 最近はホントに思いますね、露出って大事と。

 ずっと言い続けていますが「知らないは存在しないと一緒」です。無知の知はとても重要です。知らないを知らなければ知らない事を知らないままなのですから。なんだかゲシュタルト崩壊的な言い回しですが、凄く大事なのです。まずは存在を知ってもらう事が大事。

 ちなみに自分の作る製品達は、どちらかと言えばスタンダードなモノが多いです。お財布にしても名刺入れにしても。中にはボウタイやらのアイテムもありますが、基本はシンプルで飽きないモノをコンセプトとして作っています。

 むしろ大事なのは「今まで他になかったマテリアルで製作されている」という事です。革製品といえば生成ヌメ、色革、あるいはカービング(エキゾチックレザーもありますね)というラインナップに防汚・防カビに優れべんがらと柿渋で塗装してある今までにない革という部分。ただなんとなく作ったのではなく、地元の風習を踏まえた意味のあるモノづくりであるという事。こういった特徴をいかに伝えられるかは本当に重要だと思っています。

 ですから「長濱レザー?何それ?」と思われたなら、是非一度手に取ってご覧ください。おそらく普段目にする革製品とは少し違うでしょう。刷毛による木目のような模様も柿渋が生む深いツヤ感もべんがらの独特の赤も今までにないものです。塗装が珍しいだけでなく、べんがらと柿渋が持つ特長により汚れが目立ちにくくカビが発生しにくいというオマケ付きです。

 今年中にはアトリエを長浜市にオープンさせる予定。わずか5坪ほどの建物の中に、自分の趣味と作品の面白さを詰め込んだよくわからない空間が出来上がるのです。まだ内装も外装もどうなるかハッキリ決まっていませんが、長濱レザーの魅力が伝えられる場所になるよう、頭をグルグル働かせています。

 各方面にも色々お話をさせていただいており、少しずつではありますがちゃんと進行しています。どうぞ御期待ください。

 また、クラウドファンディングのお礼品の発送を完了いたしました。本当は最短でも7月発送予定だったのですが、頑張って準備をしたら全ての製作や梱包が完了しました!少しでもお待たせする事がないように、そして少しでも早く長濱レザーを皆様に手に取っていただきたい。

 近日中には皆様のお手元に届くと思われます。もうしばらくお待ちくださいませ。

 それでは明日もステキな仕事が出来ますように。

 そして地震がもう来ませんように。

 

 お付き合い、ありがとうございました。