写真じゃ伝わらない
MATCH Leather Worksでございます。
なんか猛烈に寒くなっております。もう4月も中旬なんですけどねぇ…どうしてストーブを使うなんて事になってしまうのか。地球、大丈夫?
そんな訳で今日も製作に集中出来るアジトでした。要はお客様が来ないって話なんですけどね。
革製品って確かにいいお値段します。しかもウチの場合完全ハンドクラフトなので量産品のようにはいきません。少し手のかかるものは一日一個出来ればいい、という場合もあります。そう思うと敷居高いですよね。
今のご時世ネットでいろんな製品を調べる事が出来ます。日本だけじゃなくて世界中のいろんなモノがモニタ越しでチェック可能。
その情報のほとんどが写真です。
ネットでの購入は写真の印象がほぼ全て、と言っても過言ではないだろうと個人的には思っています。カッコいい写真で心をくすぐるのは当然だし、モノの魅力を引き出すにはビジュアルイメージはとても大切です。
なのでウチも「カッコいい写真撮りたいなぁ」と思う訳です。頑張って写真撮るんですけど、なんだか上手く伝わる写真が撮れないんですよね…
で、気付いたんです。塗装のヌメり感というか、ほんの少し立体感のある雰囲気とかが伝わらない、と。自分の写真の腕が悪いと言ってしまえばそれまでなんだけど、やはり何か違う。ちゃんと実物を見て欲しい。
美しさを正確に伝えたい、そして「イメージしてたのとなんか違う」という悲しい失敗も防げる。何より長濱レザー製作の背景にある地域の事やその現状も直接お話出来る。
長濱レザーは美しいと思う。が、使われている塗装剤やその背景はおそらく全国的に馴染みが薄く、たくさんの説明を要してしまう。だから、実際に目で見て、手に取って、背景を感じて欲しい。写真だけでは伝えきれないのだ。
御興味をお持ちの皆様。サイトや通販ページを見ていただけるのは土下座をしたくなるくらい猛烈にありがたい事です。もしお時間と距離が許されるなら、実際に実物を見ていただきたい。土下座もスライディング土下座にランクアップする事間違いなしです。
ファミコンをしながら、おしゃべりをしながら、地域の事を話しながら、長濱レザーをもっと身近に感じてもらえれば幸いです。
アジトで会える事を心待ちにしております。
お付き合い、ありがとうございました。