MATCH Leather Works の All That's BANZAI !

長濱レザーのMATCH Leather Works

ペイントするという事

ブログが超絶久しぶり、MATCH Leather Worksです。

少し遅くなりましたがマスクフェスに足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。

少々身体を壊してしまい鬼工程シリーズが持っていけなかったのが心残りではありますが、何処かのタイミングでその辺は製作しますのでどうぞよろしくお願いいたします。

次は10/27からの匠の祭、その次は11/11からのデザフェス。12月にもマイキーフェスが控えていますので、製作品を御所望の皆様御期待くださいませ。

 

さて、それはそれとして今日はペイントのお話。

 

ウチは革屋でもありますがミニチュアホビー屋でもありまして。ミニチュアゲーム屋と言わないのは、この遊びってゲームだけじゃないからです。作って塗って集めて遊ぶ、これら全ての体験を通してでしか得られない成分がありますし、それを味わってしまうとその沼から容易に抜けられなくなってしまう訳です。

まぁ全ての趣味を放り投げてミニチュアホビーやろうぜ、って訳ではなく、新しい趣味のひとつとしていかがですかってお話です。チマチマ小さいもの作るのって楽しいですよ。あんまり場所も取らないし。ガチャガチャ好きな人とか正直オススメです。

 

で、ウチに来てたくさんいただくお声として「こんなに上手に塗れないよ」があります。そうですよね、自分も他の方のペイント見るとそう思います。この趣味の一番大事な部分は【上手に塗る】ではなく【楽しく塗る】なのです。なんか教則的なモノ見ると小難しい事書いてたり老眼を酷使するような小ささで難しそうですが、言ってみればただの立体塗り絵です。楽しんだもの勝ちです。確かに気にしなきゃいけない事ってのはありますが、そんなのはただの知識でしかありません。知ってしまえばあとは楽しむだけ。その知識もウチに来ていただければ知ってる限りはいくらでもお伝えしますので、ホントに気軽に立体塗り絵にチャレンジしてもらいたいですね。

 

そうは言っても専門的な道具とかいっぱいいるんでしょ?と思われる方もおられるでしょう。その心配わかります。自分も最初そう思ってました。ではこちらの画像を御覧ください。

 このマフィア風なドワーフさん、24色セット2000円くらいのアクリルガッシュと200円の筆と絵具を薄めるメディウム(120ml700円)というモノだけで塗りました。かかった時間は3時間くらい。塗りやすい濃度に薄めてペタペタやっただけです。

 もちろん前提となる知識はある程度必要です。モデルが絵具を弾かないように下地を塗ったりディティールがわかりやすくなるよう最初に少しだけモノクロで色分けしたり。でもそんなのただの知識なので、知ってればそれで終わり。いくらでも聞いてください。別に難しい事じゃありません。

そんな事より、仕上がっていく快感に出来上がった時に得られるカタルシスや完成後にマジマジ眺めてしまって湧いてくる愛着の方が凄いですマジで。

 

塗り絵って実はアートセラピーと呼ばれるくらいメンタルケアに期待出来ます。普段のストレスをしばらく忘れて塗り絵に集中する事でストレス解消に繋がるとか、ペイントに集中する事で自然と呼吸が整い自律神経を整える効果もあるとか。まぁそんな難しい話は置いといたとしても、モノクロのモデルがカラフルに色付けばなんか楽しいしそれを自分がやったんだという達成感も得られるし部屋に飾ってたら友達に「ナニコレカッコイイ」とか言われたら嬉しくてニコニコしてしまいます。

最初はハードル高く感じてしまうと思うんですよ、真面目な話。一人でやってもなんだか続く気がしないし。そんな時はお友達と一緒に塗ってお互いの進捗見せ合ったりすると結構捗ります。「お、アイツやるやんけ。オレも負けてられん」ってな感じで。

 

ウチで貸卓もやってますので、そこでペイントするってのもアリです。ちなみに私は猛烈に褒めちぎりますので多分気持ちよくなれると思いますよ。貸出品の塗料もたくさんありますので、いろんな色を楽しんでいただけます。

当店で取扱いのあるモデルで言えばウォーハンマーなんかは小さいのに出来が凄くいいしSFやファンタジーなどモチーフもたくさんあります。気に入ったモデルをたくさん塗ってるウチに「これだけあったらゲーム出来るんじゃない?」って話にもなっていきます。ゲームする為にテーブルに並べてみるとこれがまた壮観なんですよ。多分写真撮りたくなりますマジで。

 

そんな訳で、今まで小さいモノに色を塗るなんて…と思っていた皆様。新しい趣味としてペイントなんていかがでしょう。シタデルカラーという筆塗り特化の超性能塗料とか簡単にカッコよくなるドライブラシって技法とか、いろんな資材や技術、そして出来上がったミニチュアを誰かに自慢したくなるアナタがこの趣味の向こうで待っています。

 

MATCH Leather Worksは出来る限り各種サポートいたしますので、是非AZITOへお越しくださいませ。