MATCH Leather Works の All That's BANZAI !

べんがら革屋の色々

活動再開であります!

 MATCH Leather Works でございます。

 ここ数日、家庭の事情で活動を中断しておりました。悪い事ではなく良い事なので御心配には及びません。ただ、方々に御迷惑をおかけしてしまったので、それに関しては本当に申し訳なく思っております。なんとか巻き返しのチャンスを頂ければ有り難いです。

再開一発目

 作業場でのお仕事は既に再開してますが、皆様の前にはまだ現れておりません。そんな訳で復活は8/20のFLAPSHIP@余呉。地元イベントの参加です。余呉文化ホールにて開催のロッシーニ ガラコンサートが同時開催となっておりますので、そちらも是非どうぞ。なかなかオペラなんて聞けませんからね。正直自分が聞きたいです。

 

≪森と湖の音楽会≫第2回レオンカヴァッロ音楽祭 ロッシーニガラコンサート

 

 8月も下旬に入りつつありますが、相当暑いし天気も不安定。皆様、体調に気を付けてお越し下さい。

今ナニ作ってる?

 はい、色々作ってます。今はべんがら塗り専門で取り組んでいますが、昔は(つい最近まで)色染めもやってました。その時代のオーダー品を頑張ってます。

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 焦茶のマネークリップ。コバも染めてロウびきまでやってます。

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 こんな感じになってます。カード4枚とフリーポケット2つ。お札留めもついてます。the マネークリップといった仕上がり。早くお届けしたい所です。

 で、その時に上手く染まらなかったヤツをパスケースにしてあげました。

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 半裁の「イイ所」を使ってるので無駄にはしたくない!大きさ考えて作れそうなのがパスケースくらいだったというのはナイショであります。ちなみに最近パスケース作りが自分の中で流行っているので、そこそこ数を作っております。まぁお嫁に行ってくれるかは別の話ですが。

 で、フルべんがらのモノもご用意しました。

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 なんでしょう、板キレですね。革らしくなくて、自分としてはサイコーにカッコいいヤツです。生成と合わせるとオシャレな雰囲気でしたが、こうすると無骨で強そうです。「あの人カバンから板キレ出したぜ!」とか言ってもらいましょう。

 そんなこんなで活動再開。
 どうぞこれからもよろしくお願い致します。

 

 お付き合い、ありがとうございました。

 

改めて田舎だと思う

 MATCH Leather Works でございます。

 本日出展予定の岡崎マルシェ@京都は諸事情によりキャンセルとなりました。楽しみにしておられた方には申し訳なく思います。

 その代わり、明日と明後日はうっとりマルシェ@彦根です。お盆だけど別にやる事ないしヒマだなぁ、という方はビバシティ彦根に遊びに行ってそのついでで結構ですのでおいで下さいませ。

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勉強しよう、そうしよう

 MATCH Leather Worksでございます。

 台風です。エラい風が吹いてます。若干傾いている二階が轟音を立てて崩れ落ちないか心配ですがボクは生きてます。作業場の雨戸を閉めたのですが、その雨戸より網戸がボロボロで悲しくなってしまう今日この頃。虫入りたい放題ですよ、ホントに。

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「WATCH the MATCH」無事終了致しました

 MATCH Leather Works でございます。

 7/30に開催させて頂きました「WATCH the MATCH」は無事に終了致しました。御来場頂きました皆様と御協力頂いたオーナー様に感謝を申し上げます。

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 終わってすぐに何か書くとゴチャゴチャしてしまいそうなので、昨日を完全オフにしてクールダウンしてから色々と。

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個展とライブは同じです

 MATCH Leather Works でございます。

 梅雨が明けたというお話ですが、雨ばっかりです。週末には夜出店と個展がありますが、案の定の雨予報。まさに雨男極まれりというヤツですね。

 そんな訳で今日は、作業場のエアコン、個展について考える、週末の告知の三本でお送り致します。

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個展が近付いています

  MATCH Leather Works でございます。

 個展が近付いてきております。大阪から写真屋、白澤宏造さんが来られ先日夜から打ち合わせでした。

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 前日に浴びるほどビール呑んで喋りまくったのに、朝にはケロッとして「ハンバーグ食べたい」と言い出しました。更にそこでもビール呑んでました。バケモノか。

 あと1週間で開催される「WATCH the MATCH」ですが、どうか「個展だぁ?凄いんだろ?」と意気込まずに御来場下さい。私も写真屋の白澤さんも「まずは単純に自分と作品を知って欲しい」と考えています。ゴチャゴチャと飾らず、そのままのナチュラルな自分とお客様を繋げたいのです。大勢の若手職人やカメラマンの中の一人ではなく、一個人として見てもらう為の場所。

 ですので、今回のコンセプトは「自己紹介」です。

 大袈裟な展示や印刷物は減らし、作品をちりばめてその中に自分達がいます。どうかおしゃべりをさせて下さい。お話をしながら作品を御覧下さい。質問があれば遠慮なく申し上げて下さい。そうして関係性を築き「あ、この作品を作ってるのはこんな人達なんだ」と感じて頂ければ幸いです。

 ちなみに長浜駅からの道順は以前書いた記事を是非参照されて下さい。

 あと、ブログタイトルをこっそり変えました。深い理由は何もありません。懐かしい方と連絡が取れたりして「バンザイ!」と思ったからです。人の縁はとても大事です。

 今日はこれまで。

 

 お付き合い、ありがとうございました。

べんがらと柿渋と松煙と

 MATCH Leather Works でございます。

 唐突ですが台車を買いました。どの規模の出展であれ個展をするであれ、什器や作品の搬入出は課題です。今まで手運びでブースから車まで何往復もしてましたが、これで2往復位になりそうな予感。ラク出来る所はラクしたいお年頃なのです。

べんがら&松煙のペンケース

 という訳で、新作の1本挿しのペンケースです。

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 以前2本挿しのモノを作りましたが、今度は1本。たかが1本の収納の違いですが、自分の中では意味合いがだいぶ変わっています。2本挿しは実用的。「ボールペンと赤のサインペン」とか「1mm芯のシャーペンとノック式消しゴム」とか。少数のお気に入りを組み合わせて楽しむ使い方です。対して1本挿しは保護用途だと考えています。奮発して買った高級ボールペンやらを大事にする為のモノ。悪い言い方をすれば究極の自己満足。「いいモノを大事にする」を形にしたようなモノでしょうか。だから沢山のペンを持ち歩きたい方には向いていません。お気に入りの1本を末永く使いたい方にお勧めします。週末の出展からお持ちしますので、ご興味お持ちの方は手に取ってご確認下さい。

べんがら革の特徴について

 さて、散々「べんがら革いいゼ!」と言っておりますが「そもそもどんなモンよ?」と思われる方が9割だと思います。なので今更ながら簡単に特徴などを書いてみましょう。

 ①耐水性

 塗りに使っている「べんがら」「柿渋」共に耐水性を持ちます。革の吟面にべんがら・柿渋の混合液による塗膜が作られる為、無加工のヌメ革に比べて水濡れに強いという特徴があります。事実自分が使っているべんがら革のスマホケースやライターケースは相当手荒い使い方をしています(濡れて半乾きの手でベタベタ触る等)が、水濡れによるシミは確認出来ません。もちろん防水ではありませんので限度はありますが。

 ②キズに強い

 前述のようにべんがら・柿渋の混合液が塗膜を作ります。薄く何層にも重ねられた塗膜がキズから守ります。釘でひっかくとかの大ダメージにはもちろん無力ですが、小キズなんかは入りにくいでしょう。

 ③刷毛目がキレイ

 薄く塗り重ねた塗膜には塗り方向への刷毛模様が現れます。木目のようなラインが独特の表情を見せ、とても美しい。また、全てを手作業で行っているので一つとして同じモノが存在しません。同デザインのコインケースでも、刷毛模様の加減で雰囲気がガラリと変わるのです。

 ④珍しい

 単純に珍しいです。「べんがら 革」でgoogle検索すると、検索TOPはほぼMATCH Leather Works。ある意味これは凄い気がします。

 …と、挙げ始めれば色々あるのですが、とりあえずこの位で。

 逆にデメリットは?

 ①経年変化(エイジング)が少ない

 顔料仕上げの宿命ではありますが、生成のヌメに比べてエイジングが少ないです。特にべんがらは隠蔽力が強いので、吟面の状態がほぼわかりません。「ヌメのエイジング大好き!」な方には物足りないかもしれません。その代わり、柿渋は光や酸素に触れる事で色が変化していきますので、そっち方向のエイジングは楽しんで頂けるのではないでしょうか。

 …他にあるでしょうか。正直あんまり思いつきません。顔料仕上げの革はエイジングが弱いという共通事項くらいしか思いつきませんでした。

 顔料塗りの革でその顔料が特殊で手作業だ、という事です。化学的に超安定してる酸化鉄なので、色味の安定感は抜群ですよ。最近始めた松煙も昔から建材に塗られる黒なので、日本の古色を楽しみたい方、あるいはクールジャパンなモノをと考えられる方には是非お勧めしたいですね。

 7/30には長浜駅前で個展も開催します。ご興味お持ちの方は是非どうぞ。

 ちなみにウチの猫様とジャニス・ジョプリンが似てるという事実。

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 お付き合い、ありがとうございました。