母子手帳ポーチとサスペンダー

　MATCH Leather Worksでございます。

　今日はお仕事をお休みして息子ちゃんの宮参りへ行ってきました。グングン成長していく我が子を見ると「あ、負けてらんねぇな」と素直に思います。嬉しい事も辛い事もたくさんありますが、今日も元気です。

　そんなこんなで、今進行中のアイテム達について今日は少し。

母子手帳ポーチ

　子供が生まれてからずっと考えていたアイテムです。母子手帳や保険証を入れる小型のポーチ。母子手帳を持ち歩く必要がなくなったら母から子へ。ちょっとしたものを入れるシックなカバンへ姿を変えます。その子が親になったらまた母子手帳を入れ…と、時間と想いを受け継ぐアイテムがあればいいのではないか。地域の風習や想いを受け継ぐ長濱レザー、親子の時間も繋げられればこんなに嬉しい事はありません。そんな訳で試行錯誤中です。

　試作品がコチラ。飽きずに使えるように極力シンプルを心掛けます。試作に使っているのは2mm厚オーバーの馬革。ショルダーベルトは長さの雰囲気を見る為に作っただけの床革です。これは綿テープで作って扱いやすくした方がいいかもしれません。

　A6ワイド、マチは5cmほどなので、母子手帳の他にお薬手帳や増えていく保険証を入れるカードケース等入れても大丈夫。一応ですが内部にカードポケットが２つ付いています。小型のショルダーとして使うにも、ちょっとした財布やスマホに小物くらいならOK。もちろん本製作の段階では長濱レザーを使います。

　まずは自分の嫁様に使ってもらって、意見をもらおうかとは思ってます。皆様も「こんなの付いてると便利」とか「大きさはコレくらいがいい」などのご意見頂けると、とっても嬉しいのでどうぞよろしくお願いします。

ブリティッシュ・サスペンダー

　続いてはこちら、英国紳士の必須アイテムであるブリティッシュ・サスペンダー。実は私、コレ知りませんでした。サスペンダーといえば、お腹に２つと背中に１つでぶら下げてるアレ。そう思ってたのです。正直あんまり好きじゃありません。でもコレはカッコイイ！

　スラックスのサイドに１つずつ留め金具をつけるスタイルで、背中でクロスするのです。西部劇のガンマンがホルスターを付けてるような感じですね。今一生懸命試作を繰り返しています。

　試作段階としてはコチラ。床革に端革でテストしてます。長さの具合や角度をしっかり調整しなきゃいけません。

　留め金具の所。角度をどうすべきか。もっと開いた方がいいんだろうか。

　背中のクロス部分は太めのリング金具にしました。市販のものに使われているパーツのような構成でもいいのですが、無骨な印象にしたかったのです。身体を動かした時に可動する部分も多くなりますし。

　もう少し調整したら、しっかり作ってみようと思います。雰囲気良ければ定番品にしたいなぁ。ボウタイとブリティッシュサスペンダーでスーツ着てオシャレさんになって頂きたい。

　試作を作っている瞬間は、心がワクワクします。

　お付き合い、ありがとうございました。